スイスの絵本画家 クライドルフの世界
Bunkamuraで開催されている「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」展を訪れました。


花や昆虫がいきいきと擬人化されて描かれていて、すみずみまで楽しめる作品たち。
たしかに花や植物ってずっと眺めていると、かたちや色に魅了されて妖精が出てきてもおかしくないような気持ちになります。

エルサ・ベスコフやシシリー・メアリー・バーカーの絵本を思い出すけれど、ねこやなぎを猫にしちゃったりわたすげを小さなライオンみたいにしたりと表現が独特で、可愛らしすぎる…!





ちいさいサイズの絵が多くて、近くで見ると驚くほど細かく描き込まれてる。
大きい紙のなかでなんでこんなに小さく描いたのかと思えるほど小さい絵も…
印刷では濃い目になっている色合いも、原画では水彩の淡いタッチがわかります。

会場では絵本のほかに植物画や昆虫などのスケッチを見ることができますが、この綿密なスケッチのおかげで
ファンタスティックな世界の中でも、真実味がましているのだろうな。



絵本の世界をジオラマにした作品もすてきでした。

クライドルフはお金がなくて美術学校にゆけず、リトグラフの仕事をしながら生計を立て、ついに美術学校に進むもののいろいろあって病み、療養さきの自然が多い場所で植物や虫たちに癒されて絵本を描くようになったとか。

肖像画を見ると、こんなシブい方がこのようなメルヘンな世界を描いているのか…とまたちがった感慨。

最後のエリアの、夢のなかの世界を描いた絵たち、かなりシュールでみどころです。


スイスの絵本画家 クライドルフの世界
2012/6/19(火)-7/29(日)
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_kreidolf/index.html
関連記事



( 2012.06.25 ) ( 美術展など ) ( COMMENT:0 ) ( EDIT )
コメント

コメントする?












 秘密コメント

トラックバック
トラックバックURL