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ルドンの夢のなかをのぞく
三菱一号館美術館で開催されているルドン展、みてきました。

Untitled

開催前から「チラシとサイトがヒドイ」と話題になっていましたが…

ルドン展


デザインが「楽天」的というか妙ににぎにぎしくて、絵の上に文字がかぶってたりとタブー満載。
コピーも「やってきた!!!」「あの! 幻の!」「“グランブーケ”」「やったね!」「日本初公開!!!」「ずっと眠っていた幻の名画!! 見つかっちゃいました!!!」などと、グイグイ攻めてくる。

ですが館内におかれていた解説文によると、このひどさはあえて、狙ってやっていたようです…!
コピーは大宮エリーさん。普段ルドンに興味を持たない層に訴えかけるべく、あえていろいろタブーを冒したとのこと。

いまはティザーサイトを見ることはできませんが、本サイトも「普通のサイト」「ちょっと楽しいサイト」と選べるようになっており、「ちょっと楽しい…」のほうは、配色とか動きとか、90年代っぽい要素満載です。


ルドンといえばやはりモノクロで異形の生物がうごめいている暗めの絵が、思い浮かびます。
ゴヤと似ていると評されていたけど、たしかにゴヤの妄想爆発、という感じの版画集とも共通するところがあるような…
芸術家として、作品に心の中を吐き出せて良かったんだろうな。吐き出さないと大変やで、これは。


ルドンの「蜘蛛」

kumo

見てるだけで何やらぞわぞわっと不安になってくる…ふと部屋のすみにこんなのがいたら、どうしよう。

以前ルドンの特集していた日曜美術館の録画を見ていたらこんなかんじの絵たちがばんばん映し出される中で急に地震が来てものすごくこわかった。

水木しげる氏もルドンの黒に影響されたとどこかで語っていましたが、確かに闇の中にうごめくいきものたちのあの雰囲気は共通してる。

しかし、ある時を境に突然ぱっと色鮮やかになり、そのギャップに驚かされました。
しかもその鮮やかさがはんぱじゃなくて、これでもか!と明るい色たちを使ってくるの。
油彩や水彩もあったけれどパステル画のあざやかさに、びっくり。

そして目玉の「グラン・ブーケ」は本当に大きかった…!
これだけのものがパステルで描かれていたのにも驚きました。
ずっと、公の目に触れなかったというのも。

ルドンは、晩年になって花に魅せられたとのこと。
先日、水木プロダクションのアカウント(@mizukipro)で、水木先生も同じような発言をされていました。


90歳になって、花の美が分かってきたね。最近のことです、花を眺めるのは。最近の事件です。今驚いて、その美に浸っているわけです。(水木しげる)
https://twitter.com/#!/mizukipro/status/169345850403864576/photo/1

90になってからも、新たな発見があるというのになにやら感動。


他にも同じ時代に生きたゴーギャンやドニ、ムンクの絵が見られたりと、すごく充実していました。会期は3月4日までのようなのでお早めに!


ルドンとその周辺~夢見る世紀末
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( 2012.02.25 ) ( 美術展など ) ( COMMENT:0 ) ( EDIT )
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