価値観が、かわる
小沢健二のコンサート「ひふみよ」は暗闇のなかで、朗読からはじまった。

NY大停電の夜、帰れなくなった人々。ろうそくの明かりの中で
食事がふるまわれ、音楽が流れ、皆が歌う。あたりまえだと思っていた
価値観が変わり、少しのあいだだけどこれまでとまったく違う世界が見えた夜のはなし。

暗闇のなかで流れだしたビバップを聴きながら、
わたしにも一瞬だけどまったくべつの世界がみえた。

日本ではこの一週間で、多くの人の価値観が、
一瞬にして変わってしまったはず。起きるはずの無かった事が起きて、
信じていたものが不確かになった。

インフラが壊れて、新聞やテレビの情報がしんじられなくて、
自分たちが納得のいく情報を求め、選び、次の行動を決めていった。

被害にあいながらも人を気遣い、整然と配給の列に並ぶひとたち、
見ず知らずの家族を家に泊めるひと、全財産を寄付するちいさな子ども、
反政府デモの途中にたちどまって日本への黙祷をささげるひとびと。

皆が自分のことより他人のことを考える、思いやりにあふれた世界なんて
夢のなかの綺麗事だと思っていたけど、現実は想像よりずっと優しくって涙が出た。

ひふみよ」にも
小沢健二からのメッセージが掲載されていました。

 ―助け合い、とか思いやり、という私たちの力が本当の威力を発揮することを心から願っています。


わたしはこのところいつもこの曲を心のなかで思い浮かべています。
暗闇のなかの祈り、光、勇気。


♪戦場のボーイズライフ





 勇気を出して歩かなくちゃ
 上を向いて胸を張って

 何度も君の名前を呼ぶ
 本当の心捧げて呼ぶ


 暗闇の中挑戦は続く
 勝つと信じたい今は!

 そしていつか夏のある日
 太陽のあたる場所へ行こう

 子供のように手をつなぎ
 虹の上を走るように

 この愛はメッセージ
 僕にとって祈り
 僕にとって射す光

 いつだって信じて!
 いつだって信じて!
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( 2011.03.21 ) ( よもやま ) ( COMMENT:0 ) ( EDIT )
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