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【読メモ】アルジャーノンに花束を
アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス


有名すぎる作品ですが初読。
「明日の記憶」を読んで、読んでみたくなったのです。


主人公チャーリイ自身のかく「経過報告」をとおした小説の形態が
彼の知能が進んでいくさまを如実に現していて唸る。


人工的な操作によって生まれた天才、もうひとりのチャーリイ。

「人間的な愛情の裏打ちのない知能なんてなんの値打ちもない」
終盤のチャーリイのせりふが物語の核を現している気がする。


<・・・洞窟の人々は彼のことを何も見えぬまま、昇って、降りてきただけだというだろう・・・>


彼が、自分を見つめる心理療法ののちに、引き合いに出したプラトンのせりふ。
自分にあまり時間がないことを知っての、焦り。
けどアリスとの時間は真理に近いものをもたらしてくれたのじゃないかな。


一連のことは、チャーリイにとってあまりに、酷ですが、
最後の手紙を読み意味はあったのだと、すこし救われる。

花束を。

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( 2010.09.05 ) ( よもやま ) ( COMMENT:0 ) ( EDIT )
[tag] Book
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