雪の夜に
雪がシンシンとふる中、あったかくしてのみにゆく。

ショウチュウ(鳥飼)をのみながら
あんきもや白子のてんぷら(!)を、いただく。

これがもう涙が出るほどおいしくって。
一口食べるごとに感動にうちふるえておりました。

なんだか楽しくなってきたのではしごして二軒目は炭火焼きのお店に。
節分の夜なのでまめをまく声が聞こえる。


節分というと、思い出すのはあまんきみこさん作の「おにたのぼうし」という絵本。
この間ちひろ美術館で久々に読み返したら目頭が熱くなった。


節分の夜、なにもたべてない女の子に、赤まんまとおさかなかなんかを持ってきてあげるやさしいおにの子、おにた。でも女の子はおにがいなければお母さんの病気がなおるから豆まきしたい、なんていうわけです。
「おにだっていろいろいるのに…おにだって…」と悲しむおにた。

ふとおにたは消えてぼうしだけが残り中にはまめが入ってる。
女の子は「あのこはきっと神様だわ」といいながらまめをぱらぱらまきます。

泣いた赤おにに通ずる、異形のモノの理解されない悲しみ。
ううんせっつない…なので私はまめをまきません!
まかないかわりに炙った枝豆を食べる。

外は雪がまっていて寒くって、でもここはあったかいお店の中で、
おいしいお酒とごはんと大好きな人がいる…って、これを幸せといわずになんといおうか!

その後はTSUTAYAで「憑神」という映画をかりて見る。
浅田次郎原作の、厄介な神様にとりつかれた男のはなし。


これに登場する死神の女の子が大変じょうずでかわいらしい。
雪の庭を見ながら、つまぶき君演じる彦四郎が、「人間には人間にしかできないことがある…」と、語るシーンがきれいで印象に残りました。
これをこの雪の夜に見られてよかったなあ。

寒いけれどシンが温まるよい夜でした。
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( 2008.02.03 ) ( よもやま ) ( COMMENT:0 ) ( EDIT )
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